タイのサラダといえば、ソムタムタイ
タイのサラダといえば「ソムタムタイ」の存在を欠かすことはできません。
ソムタムタイは、ソムタムとも呼ばれており、タイ北部イーサン料理の一種です。
イーサン料理はタイ人にとっても辛いものが多く、ソムタムタイはバンコク向けのあまり辛くないサラダとなっています。
ソムタムは青パパイヤのサラダとなってます。
パパイヤといえば果物ですが、まだ熟していない青いパパイヤはサラダとして用いられているのです。
ソムタムは日本人の口にもよくあいます。
青パパイヤはシャッキとしたサラダで、歯ごたえはリンゴのようです。
青パパイヤは甘みがなく、逆に渋みがあります。
この渋みにはまる人も多くみられます。
ソムタムはまず青パパイヤの皮をむきます。
次に細く千切り状に刻んでいきます。
刻む際、タイでよくみかける「ティークーマラコー」という青パパイヤやきゅうりを薄く千切り状にそぐ道具を使います。
またこれににんじんやピーナツシュガー、ナンプラー、ナマオ(ライム)などを入れて「クロックマイ」と呼ばれるソムタムを作るつぼのようなものを使い、混ぜ合わせていきます。
作り方は日本のサラダと全く異なるため、違いに驚くことでしょう。
このサラダはあっさりしていて、お酢が好きな人にもお勧めしたい1品です。
1つ気をつけてほしいのが、通常タイ人は1人前あたり5個前後の唐辛子を入れて作ります。
唐辛子は1個でもけっこう辛いため、オーダーするときは「辛くしないで」とオーダーしましょう。
辛いもの好きの人でも、唐辛子は1個に留めて置くほうが無難です。
ソムタムはイーサン料理のレストランの他、イーサン料理屋台などでも見かけます。
屋台は特に現地の人向けの味付けとなっており辛いため、必ず辛くしないようオーダーしましょう。
屋台で購入の場合、30B(90円)前後となっています。
タイではこのソムタムを食べる際、カオニャオ(もち米)と一緒に食べるのが基本です。
カオニャオはかごの入れ物に入っており、手でつまんで丸くし、ソムタムと一緒に食べます。
もちろんビールにもピッタリなのがソムタムです。
ソムタムを食べることができるイーサン料理でお勧めしたいレストランは、BTSエカマイ駅から徒歩15分の場所(エカマイソイ6)にある「サバイジャイゲップタワン」がお勧めです。
イーサン料理の名店で、地元タイ人も多く来店する人気のレストランです。
■サバイジャイゲップタワン(BTSエカマイ駅から徒歩15分 タクシーで5分)
所在地:Ekamaisoi6 Sukhumvit Soi 63 (Ekamai), Bangkok(エカマイソイ6)
連絡先:02-714-2622
年中無休・営業時間 18:00~深夜
ソムタムタイ 50B(150円)
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